2023/3/8 2023年から見るI-LAND

2020年9月当時、オーディションの存在は知っていたもののまとめサイトでなんとなくあらすじ読んで、最終回だけなぜかリアタイしていたI-LAND

誰のストーリーも知らないのに名前が呼ばれるたびになぜかうわぁ~よかったね~という気持ちになったり、どちらが選ばれるんだろうとハラハラしたり野次馬根性爆発してて、そんな適当さで残った記憶は合間にTwitterを眺めて知った

「ずっと1位だった子が末席合格になった」「有力な日本人が落ちた」

それだけ。

ウィジュくんの存在に気付くことは、できなかった。

 

&Auditionを見て、ウィジュくんペンになって、あのI-LANDに出ていたと知っても、すぐに見る気になれなかった。それは番組が鬱、鬱、とにかく鬱だという話を度々いろんな所で目にしていたから。

あと、YouTubeでI-LAND、ウィジュで検索すると監視カメラ映像が出てきて、それが出番すべてのまとめだと勘違いしていた。え、出番、少ない……じゃあいいや……と。日プなら本当にそれくらいの子いるのでパート1落ちというのはそうゆうものなのかな。と……。

でもショケに参戦し、対面で幸運にも会えることになり、これはルーツを学んでからじゃないと会えないな。とまとまった時間ができた冬休みに見ようと考えていたらちょうどよく無料公開していただけて感謝。一気見。1話が長い……。まさにI-LANDで溶けた冬休み。

 

今を知っていて、未来人視点で見た感想。誤解を恐れす、個人の感想を率直に言うと「予定調和を見せられている」

特に2部は、落ちる子がわかりやすすぎる。1人ずつ、今から落ちるよと丁寧に手を引いているような……。

そして、オーディション番組で鬱を感じるには、リアタイで見ていなくてはいけないと学んだ。今を、希望を知っている状態では、当時を応援している人の苦しみを追体験することはできないんだ。

年越し、CDTVでのENHYPENと&TEAMの合同パフォーマンス、TLに流れる歓喜と感傷と悲願の成就の感動の入り乱れる熱の中に入れなかった。ただ、ウィジュくんのダンスに見惚れている幸せなファンだった。&TEAMの振り付けより早く細かく強さも見られる振り付けがとても好きだなとか、長い手足が映えてかっこいいな、メリハリとしなやかさがあって素敵だなとか。パートの意味もわからないままに。何もわからない私はただウィジュくんのかっこよさに幸せで、こんなにかっこいい人の前に今のまま立てないよと次に&TEAMがUnder the skinを披露する時間まで椅子に座らずうろうろ立っていた。サイン会まであと数日の夜だった。

 

(冬休みに見てすぐ書き残していた新鮮な)1話感想

・登場時、整列するまで出てきたのがウィジュくんって気が付かなかった……。巻き戻して見たら、最初から相方ダニエルくんメインの紹介で、自分の推しになる子の割りと共通項な不遇さと不穏を感じた。

ガヤ芸人というかリアクション要員っぽいところも自分の推しらしさを感じた。

・パフォーマンス、拙い……でも、かわいい……。この子が今こんなにかっこよくなってるの知ってるのでどれだけ努力したんだろう~~と感傷に浸る。

・投票、情に流されないタイプ、なるほど……。理由、なるほど……。(4人時代の診断の「落ち込んでるのになんで髪切るんだろう?」を思い出す。)

 

見てからもう時間が経ってしまったので、ここからは断片的な、そして強く残った感想。

・初回で脱落者投票した相方のダニエルくんが最終まで残って、ウィジュくんはどんな気持ちだったんだろう……。

・1部最後の開票、呼ばれないことが分かっていても公開処刑のような時間。ここはリアタイじゃなくてもかなり抉られた……。

・Kくんのニキくん呼び出しの一連の件。断片的な情報を見てでしかないけど私はKくんが正しいと思ったし、愛だと感じた。この件は又聞きでKくんに悪印象を持ってしまっていたので、まとめサイトや人の感想で自分の感想を作ってはいけないと身に染みた。

・スクショで見ていた恥ずかしそうに手で顔を覆うウィジュくん、ここか~!(再会の場面)てか、再会なんて用意されていたんだね……2部では脱落者のお見送りができたり……鬱という又聞き知識では想像できなかった。

 

ウィジュくんにとって、ぎりぎりまでアイランダーの中で、ウィジュくんより経験や覚悟を持っていて認められている人達の中で下の立場でいたのは、このオーディション内ではとても不運だったと思う。努力じゃ割れない殻を破る機会がなかったから。

もしグラウンダーとして上を目指す切磋琢磨の中で何か立場を与えられていたらこのオーディション内での進化は違ったのかな、と感じるけど。未来人目線で、&AUDITIONboysに選ばれて、&AUDITIONでデビュー組として多くの経験をして、&TEAMになって、&TEAMのリーダーに選ばれたウィジュくんを知っていると、これでよかった。I-LANDはあの頃まだ生まれたばかりの表現者の卵のウィジュくんにとって、人間を深めるための基盤の時間になったんじゃないかな。と思う。勝手な解釈ですが……。

立場を与えられたタイミングが、&TEAMになった今できっとよかった。

私は最初、ウィジュくんがリーダーになったことがとてもこわくて。リーダーになって責任に縛られて自分を出せない別の推しを見てきたから、ウィジュくんもそうなってしまったらどうしようと不安だったのだけど。ショケではじめて見たウィジュくんは責任を背負って自分の輝きにしていた。こちらまで背筋が伸びるような凛とした掛け声、まっすぐな瞳、少し大人びたような、覚悟を決めているような表情を見て、あぁウィジュくんは大丈夫だ。って嬉しいようなさみしいような気持ちになったんだ。思っていた以上に強くあろうと頑張れる人なんだ。輝ける人に、なれたんだ。沢山悩んだり、苦しい日もきっとあると思うし、リーダーであることがもしつらくなる日が来たら頼って休んで自分本意になってほしいし、リーダーだから好きなんじゃない。役職越しに見たくない。ウィジュくんが私は好きだよ。と思っているんだけど、でもウィジュくんは何となく、リーダーの立場も重圧も自分の魅力に変えてこれからもより輝きを増していける人な気がしている。

頼りになる仲間にも恵まれているように見えるし。メンバーじゃないから実情まではわからないけどね。

 

可能性があると言われるのがこわい。と言っていたウィジュくん。今、怯えながら磨き続けてくれた可能性は、沢山の人を笑顔にしてくれる確かな魅力に開花してるよ。

 

 

 

 

2023.9.10 ここまでで下書き状態だった記事公開します。読み返すのこわくて薄目でしか確認してないけど、日に日に変わる感情を自分のために都度残すことをまた頑張ろうと思っている今なので……。